トップ > CDとDVDの違い

CDとDVDの違い



もくじ


CDとDVDって、いったい何がどう違うの?と思ったことはありませんか。
ROM R RW RAM などなど・・・・最近では、DV±R DLという規格も発売されるようになって、更にややこしくなってきました。

まずCDとDVDの大きな違いは「記憶容量の大小」です。
CDが約700MBに対して、DVDは最大で9.4GB(両面で)の容量です。

数年経つと、また違うメディア(媒体)が出てくることが予想されますし、そのメディアを使うためのドライブも各メーカーが販売するはずです。


いま思うと笑ってしまうのですが、Windows98SEを使っている頃はCD-ROMドライブしか標準で装着されていなかったのに「CDーRを買ってきてCD-ROMドライブでデータを書き込みしようとした」という失敗をしました。

それで外付けのCD-R/RWドライブを購入してきた事を思い出します。

当時の用途はバックアップでしたので書き込み・追記に使用しました。


+-の規格について

DVDの「+-」って何が違うの?という疑問

ROM R RW RAM DLのほかに+?-?いったいどれを買えばいいんだ~・・・・と最初にこの種類を見て、思ったことは「わかりにくい」の一言でした。

で!本題ですが、要約すると規格団体の違いです。DVDというメディアを規格した団体が2つあったので+と-にわかれた訳です。(我々、消費者にとっては非常にややこしい)

DVD-R/RW・・・DVDForumという団体で作られた純正の規格。
DVD+R/RW・・・DVD互換の任意団体で作られた規格。

(ちなみにCDには+規格はありませんので、記録用としては、CD-RとCD-RWの2種類のみです。)


ビデオテープで例えるとベータとVHSみたいな感じです。

だいぶ古い例えですがベータのビデオデッキではVHSのテープを買ってきても見れませんでしたね。(その逆もしかり)

このDVDの±も同じように、+には+のドライブに対応。-には-のドライブに対応となります。

しかし、最近のパソコンを購入すると、どちらのメディアも使用できるスーパーマルチドライブやDVDハイパーマルチドライブが標準になってきていますので、+-をあまり気しなくてもいいようです。(購入する時は一応確認してくださいね)


スーパーマルチドライブとは、DVD-ROM、DVD±R、DVD±RW、DVD-RAMに対応したDVDドライブのこと。

これにさらにDVD±R DL(二層記録)を追加したものが、「DVDハイパーマルチドライブ」といいます。もちろん、両方とも「CD-ROM CD-R CD-RW」も使用できます

余談ですが家電量販店に陳列されているDVDレコーダーなどは-の規格が主流になっています。(日本は-規格が主流)ちなみに「+はデータ用に!」 「-は映像用に!」といわれています。


購入する時のポイント

①使用しているパソコンのドライブが、どのメディアに対応しているかを確認しましょう!

添付されている取り扱い説明書やパンプレット(捨てていなければ)が一番確認しやすいです。
もし、それでもわからないときは「購入メーカー」の相談窓口に電話をして聞いてみましょう。


②書き込みのみでいいのか、追記をしたいのかの購入目的を確認しましょう!

とにかく保存のみで「大切なデータを消去したくない」のであれば CD-R(音楽)やDVD±RやDVD±R DL(ビデオやPCデータ)ですし、書込みや消去をしたいのであれば CD-RW・DVD±RW・DVD-RAMというように用途がちがいます。  


家電量販店のDVDコーナーのスタッフに聞いてみた。

Q:+と-は何が違うのですか?

A:それぞれ規格が違います。

売り場に行ってDVD機器の仕様を確認するとDVD-R/-RWとなっています。+規格のメディアを買ってもDVDレコーダーなどにメディアを入れても観れないということです。


Q:CDでも「音楽用」 DVDでも「ビデオ用」とかありますが「PCデータ用」と何が違うのでしょうか?

A:用途や目的によって専用のメディアが用意されています。
  

なるほど~

パソコン選びと同じに「何の目的で使うか」というところは、メディア選びも同じですね。


Q:録画や録音用とPCデータ用では何が違うのですか?

A:録画や録音用は著作権保護の処理がされています。

DVD-Rを買いに行った時、店内の目立つ場所にはDVDやブルーレイといったメディアが、たくさん置いてあってパッケージをみると録画用とか○○分保存可能などという表示がされていて、単位がGBといったPC用語ではないのでパソコンのデータを保存するには、ちょっとわかりづらいなぁ~と思って聞いてみたら別の場所にPC用がありました。

著作権処理のプロテクトがされているだけではあるが、やはりPC用と表示されていると迷わずに買えるのでPC用を選びましたが、現代では記録容量もGB単位なのでMB単位が、なつかしい限りです。

でも、PCのテキストデータなどやバックアップデータは動画ファイルに比べたら小さいので、4.7GBあれば結構なデータを保存できます。

今回、DVD-Rを買ったのは、PCのリカバリーディスクを作成するためでした。主要なバックアップは外付けのHDDにしているのですが、たまにCD/DVDメディアが必要になるときがあるので、売り場に行って少し戸惑ってしまったのでした。


関連記事

掲載日:2009年04月23日

更新日:2018年12月19日